一歩前へ!
オーバー・パスでもアンダー・パスでも、パス終了後
(ボールが離れた後)に一歩前へ出ましょう!
一歩前へ出るということは、ボールを触っている瞬間は、
前傾姿勢であるということです。
前傾姿勢ということは、ひざがつま先より前に出ていて、
かかとが浮いている状態です。
オーバー・パスなら足腰、腕の力、手首の返しを使って
ボールを運びますね。
アンダー・パスは、主に足腰の力でボールを運びます。
オーバー・パスやアンダー・パスでボールを運ぶために、
体重移動の力を加えましょう。
足を肩幅ぐらいに開き、左右どちらかの足を前後にして、
オーバー・パスやアンダー・パスをしますね。
低い体勢で構えて、一歩踏み出して、かかとを上げて、
前に体重移動をしながらボールを運びましょう。
そうすれば、パスをした後に一歩前にでます。
コンビ・バレーをしているチームでサーブ・レシーブや
チャンス・ボールをセッターに平行パスのように返すチームが
あると思います。
セッターをめがけて早いパスを返す時には、体重移動をしながら
ボールを運ぶと良いパスができます。
体重移動の力をボールに伝えることにより、足腰の力や腕の力が
あまり要らず、リラックスすることができ、安定したパスができます。
このようなパスのやり方をマスターすれば、安定したパスができる
だけではなく、パスの後のブロック・カバーが自然とできます。
また、自分でとってからの攻撃もやりやすくなります。
一歩前へ出たら、すぐに戻る習慣もつけましょう。